労災「通勤災害」のポイント

シニアリーダーの寺田です。
新年度に入り、新入社員さんを採用された会社様もあるかと思います。
仕事中の緊張から解放されて、帰宅途中にホッと一息・・・としたいところですが。。

労災保険は、業務が原因の「業務災害」だけでなく、通勤によって被害にあった「通勤災害」の場合にも、ケガ等で病院にかかった場合治療費のほぼ全額が補償されたり、4日以上休業した場合に休業補償がもらえたりする制度です。

通勤の場合に特に気を付けたいのが「逸脱」「中断」です。
逸脱、中断があった場合は、通勤災害が認められないのが原則です。

逸脱・・・通勤とは関係のない目的で通勤経路をそれること
中断・・・通勤経路上で通勤と関係ない行為をすること

ただし、「中断」であっても、日常生活上必要な行為を行った場合は、通勤経路に戻った後からは通勤と認められる場合があります。

主な例は・・・

○夕食の惣菜などの購入
○独身者が食堂に立ち入る
○クリーニング店に寄る
○病院で治療を受ける
○近親者の継続的な介護  等です

一方、

×映画館に入る
×居酒屋等で長時間腰を落ち着ける
×デートで長時間ベンチに座って話し込む
等は必要な行為とは認められません。

例外的な場合として、「飲み会」や「接待」は
・話す内容が業務と関連が強い
・職場から参加が義務付けられた
等の場合はその後も通勤と認められることもあるようです。

ただし、100%認められるわけではないので、あくまでも「私的な行為をすると通勤とはならなくなる」ということをわかったうえで慎重に行動するように心掛けてください。

 

大阪市阿倍野区の桃ケ池公園の桜です(ちょっと前の写真ですが・・)

桃ケ池

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