通勤災害について・・・

菅原知です。
気が付けば、もうすっかり夏。ビールがおいしい季節になりました。
仕事を終えて飲む一杯が最高ですよね!
でも、過度の飲酒は肥満・肝臓障害・ガンのリスクを高めるので、飲みすぎには注意が必要です。
休肝日を作ったり、お酒を飲む前に水・お茶等を飲んだり、食べながらゆっくり飲む・・・などなど
健康的においしくお酒を飲みたいですね。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今日は通勤災害について書いてみようと思います。
1.通勤災害とは・・・労災の種で仕事中だけでなく仕事場への行き帰りに災害に遭った場合にも補償しようという国の強制保険です。雇用保険などと違い個人ごとに加入する必要はなく会社が全従業員をまとめて加入します。保険料は全額会社が負担し、補償内容は治療代、休業時の所得補償、障害補償、遺族補償など仕事中の労災とほぼ同じで一生涯を通じての手厚い制度です。
2.会社の責任は?・・・ 通勤災害は、仕事中の労災と違い原則として会社の責任は問われません。(仕事が原因となる場合などを除きます)そのため労災申請をすれば保険料がアップする(メリット制)心配も無用です。
3.給付の内容は?
①治療費・・全額保険から支払われます。
②休業補償・・給与の約80%(60%+20%「特別支給金」)が休んでいる間支給されます。
③その他・・病気が治らない場合の年金や障害年金、遺族年金等が支給されます。但し、慰謝料という考え方はありません。
4.通勤の経路に注意!・・通勤災害と認められるためには往復の通勤経路から大きく外れることなく、寄り道せず通勤している必要があります。コンビニに少し立ち寄るなど必要最低限のことはOKですが、同僚と「ちょっと一杯」後の帰りに事故など明らかに通常の通勤経路からかけはなれたことをすると認められません。
 
5.交通事故証明は必ずとる!!・・ 相手がある場合、通勤災害の申請をするには警察の事故証明が必要です。軽いケガでも“人身事故扱い”になっているかどうか確認しておきます。
6.相手方の自賠責保険との関係は?・・自賠責保険も国の保険です。原則120万円の限度があり治療費、慰謝料、休業損害は補償されます。労災と重複した場合どちらか選択することになります。先に自賠責に申請し限度額を超えるような場合は、その時点から労災保険へ請求することもできます。また、上記3.②の休業補償の20%(特別支給金)は自賠責先行でも当初から請求することができます。
7.示談するときは慎重に!!・・事故で加害者と「今回のことは100万円でいいよ!」と示談をした場合、国は示談成立後の労災保険の給付を行わないことになっています。~示談額以外の損害賠償請求権を放棄したとみなされる~労災の給付を受けていれば100万円以上もらえるはずだったとしてももらえなくなるのです。不用意な示談はすべきではありません。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
☆スガハラ社会保険労務士事務所
  TEL 06(6627)1117

  ホームページ http://www.slm-if.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。